四国八十八か所を知って ゆるくまわろう(車お遍路)徳島編 8

四国八十八か所霊場巡り

四国八十八ヶ所霊場 徳島編

第5番札所 地蔵寺

仁王門

地蔵寺の仁王門には 金剛力士像ではなく二天像「多聞天(たもんてん)と持国天(じこくてん)」あり 阿吽(あうん)が逆になっています。

御本尊

地蔵寺の御本尊は延命地蔵菩薩(えんめいじぞうぼさつ)と胎内に納められた弘法大師作の勝軍地蔵菩薩(しょうぐんじぞうぼさつ)

本堂

本堂は国の有形文化財に指定されています。

本堂は右側に不動堂とえびす堂が回廊でつながっていたようですが うっかりまわりそびれました。💦

不動堂は不動明王像があり すべての障害や悩みを打ち払ってくれるご利益があります。

えびす堂は七福神のえびすさまが祀られ、商売繁盛や豊作祈願にご利益があります。

賓頭盧(びんずる)尊者(そんじゃ)

「びんずるさん」と呼ばれるなで仏で自分の治したいところを撫でまわすといいそうです。

びんずるさんは撫でられる場所にあるお寺と全く触れなかったり格子からちょっと手を伸ばして触れたりお寺によってさまざまです。

へちま封じの淡島堂(あわしまどう)

こちらは和歌山県の淡島神社の分身で万病封じの守護神といわれ 喘息退散のご利益があります。万病封じの中でも特に婦人病にきくといわれています。

たらちね銀杏

境内のこのおおきな銀杏の木は樹齢800年以上、弘法大師お手植えと伝わっています。

2つの水琴窟(すいきんくつ)

ひとつは本堂手前の八角形のお堂の前にある水子地蔵の前。もうひとつは納経所の手前。

水琴窟とは地中に土瓶などを埋めて空洞を作り、そこに水が落ちることで琴のような音が響くという仕掛けです。

これもスルーしてしまいました。💦

五百羅漢堂(ごひゃくらんかんどう)

羅漢(らかん)」とはお釈迦さまの500人の弟子のこと。

木造で彩色のある羅漢像は全国的にもとても珍しく、四国ではここだけ。規模は日本最大級ともいわれているそうです。

歩いて5分 車で1分 拝観料200円 と看板がありましたが ここも行きませんでした。

御朱印

今回は小雨も降っていたせいか 見逃した場所も多かったので 次回はもっとゆっくり回りたいものです。

第6番札所 安楽寺

鐘楼門

竜宮城のような2階建ての鐘楼門で左右の建物に金剛力士像が安置されている 他では見られない変わった作りになっていました。

鐘楼門の中の階段をあがると鐘があり 鳴らせるようになっていました。

本堂 

本堂の中に入って参拝ができ 納経所があるという珍しいお寺です。

また ガチャガチャもありました(笑)

欲しかったけど売り切れでした😭

銀の温泉 金の温泉

本堂の前にも、かわいい像がいる「銀の温泉」と「金の温泉」があります。

宿坊にも「弘法の湯」という温泉があるので、お遍路さんにとても人気があるそうです。

厄除けの逆松

狩りをしていた青年猟師がお大師様を獲物と間違えて弓矢をはなってしまいました。すると、松の木の枝がなびいてその矢を受け、お大師様の身代わりとなりました。必死に謝る猟師に事情を聞くと、病気の父親のためにイノシシの肝を飲ませようとしていたことがわかりました。弘法大師が加持祈祷をしたところ、数日寝たきりだった猟師の父親の病は治り、身代わりになった松の枝をさかさまに植え、「もしこの松が芽を出し栄えることがあれば、後にこの地をふむ者は厄除の法によって災厄を逃れるであろう」と言い残されました。

が・・・残念ながら2017年に枯れてしまったそうです😫今は修行大師像の後に厄除けの逆松の切り株が残っています。

そして大師堂の前には、身代わりの逆松とは別の「厄除けのさかまつ」があります。

残念ながらそれもちょっと枯れていましたけど・・・

この伝説で安楽寺は厄除けの寺といわれています。

多宝堂

多宝塔ではお砂ふみができます。

「お砂ふみ」とは四国霊場のお寺の砂が埋められていて、その上を歩くことでお遍路をすることと同じ功徳が得られるという便利な遍路です。

願い棒修行

願い棒修行の作法は

  • 年齢の数だけ願い棒を手に取る
  • 大師像の前で願いごと、年齢、名前を唱える
  • 般若心経を唱えながら大師像を右回りで周り、正面に来るごとに願い棒を大師像の足元に置いていく
  • 年齢分を終えたら願い棒を願い棒入れに戻す

大師像の前で「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」と7回唱える

御朱印

いろいろまわって行くとお寺はそれぞれ違っていて それぞれの見どころがあることに気づきどんどん楽しくなってきました。

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