四国八十八ヶ所霊場 徳島編
第9番札所 法輪寺
鐘楼門
法輪寺の山門は鐘楼門で2階には鐘があり1階に金剛力士像がいます
が境内に 鐘があったのでそこの鐘を突けました。
本堂 大師堂
御本尊は涅槃釈迦如来(ねはんしゃかにょらい)で四国霊場ではここだけというとても珍しい御本尊です。
5年に一度開帳されるということで、次回は2025年に開帳される予定だそうです。
本堂にはたくさんのわらじが奉納されています。
昔、お遍路をしていた足が不自由な方が法輪寺の境内に入ると不思議と足が軽くなり、杖なしで歩けるようになったという伝承があります。それ以降、法輪寺は健脚祈願のお寺として信仰されているそうです。
賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)
なで仏で病気を治してくれる御利益があり、自分の体の治したいところと同じところをなでるといいといわれています。
法輪寺では扉も閉まっていてガラス越しに少し拝顔はできますが、なでることはできませんでした。
延命地蔵尊(えんめいちぞうそん)
新しく生まれた子供を守り、寿命を延ばす・短命を防ぐという御利益があります。
烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)
トイレにはトイレの神さまの烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)が「厠(かわや=トイレ)本尊」としてお祀りされています。
光ってちゃんと映りませんでした💦
御朱印
田舎のこじんまりとしたお寺でしたが見どころはいろいろありました。
第10番札所 切幡寺
仁王門
駐車場は仁王門を入ったところにあります。
仁王門 駐車場を過ぎると 333段の階段があります。
途中に経木流しのお堂が見え そこから階段がさらに234段続きます。
「経木流し」は先祖供養の場です。
「女やくよけ坂」 「男やくよけ坂」を登りきると本堂が見えて来ます。
はたきり観音像
はたきり観音の伝説
このあたりで修行をしていた弘法大師が、この山麓で機を織る娘に『ほころびた僧衣を繕いたいので、布を分けて欲しい』というと、織りかけの布を惜しげもなく切り裂いて差し出しました。
娘の行いに感激した弘法大師は娘に『何か望みはないか』と聞き、娘が『父と母の供養のために千手観音を彫って欲しい』『自分も仏門に入って精進したい』と言ったので、その場で千手観音を刻み得度させて灌頂を授けたところ、娘は七色の光を放って即身成仏し、千手観音の姿になったといわれています。
御本尊でもある千手観世音菩薩は絶対秘仏で一度も開帳されたことはないそうです。
この時はなぜかはたきり観音さん見つけられず・・・😅
切幡寺大塔
さらに階段をのぼると切幡大塔(重要文化財)があります
建物は歴史を感じるとても立派なものでしたが 草だらけでなんとも残念な感じでした。
また絶景のパノラマビューだときいていたのですが 木々に覆われてさっぱり見えませんでした。
なぜかトラッキーの自動販売機
ここになぜかトラッキーを見つけました。
阪神タイガースファンの私たちはすぐ反応してしまいました。(笑)
御朱印
切幡寺は階段も多く山の中のお寺でした。山の上からの景色が見られなかったのが本当に残念でした。
今回の区切りうち参拝は台風が近づいていたのでここまでです。