四国八十八ヶ所霊場 徳島編
22番札所 平等寺
弘法大師が、この地を訪れ、母が厄歳に当たるため、厄除祈願していました。すると空中に瑞雲がたなびき、その中に金色に輝く梵字が現れました。大師が、その梵字に祈りをささげると、薬師如来が現れたので、この地に寺を建立することを決意しました。
弘法大師は「あらゆる人々の心と体の病を平等に癒し去る」と誓い、寺号を「平等寺」とされました。
仁王門
駐車場の目の前に仁王門に続く階段があります。
迫力ある金剛力士像の後ろには大きなわらじがありました。
本堂
更に男坂の階段をのぼると本堂があり 五色の幕に覆われていて オープンな感じで御本尊もしっかり拝顔出来ました。
天井を見上げると、草花を描いた天井画を見ることができます。
箱車
本堂の中に箱車がありました。
箱車というのは現代でいう車椅子のようなもので体が不自由な人を乗せるものです。
難病によって体が不自由になった息子を父親がこの箱車を作り息子を乗せて四国を巡礼し、平等寺で霊験を授かって歩けるようになったといわれています。
この箱車はお礼に奉納されたものだそうです。
大師堂
本堂からもう一つ階段女坂を下ってくると 大師堂があります。
こちらも大師様の持つ独鈷から五色の綱が伸びていて、ご縁を結ぶことができます。
白水の井戸
大師は、加持水を求めて井戸を掘ると乳白色の水が湧き出たといいます。
万病に効く「弘法の霊水」として全国に知られています。
容器を持って来れば持ち帰ることもできる と聞いていたのですが 残念ながら 水は湧いていませんでした。すっかり枯れています。
石に彫られた青面金剛像(しょうめんこんごうぞう)?
病魔を退け、健康長寿のご利益があると信仰されています
御朱印
五色の幕が特徴で開かれたお寺という感じで 後から調べたのですが 平等寺のホームページからSNSで祈願が申し込めたり ライブ配信していてリモートで参拝ができるようです。
新しいスタイルのお寺です😮凄いですね!