四国八十八ヶ所霊場 高知編
24番札所 最御崎寺
「修行の道場」とされる高知県最初の霊場。
半年前に来たときはお遍路を始めたばかりだったので 本堂と大師堂を参拝することでいっぱいいっぱいでした。
今回改めて見どころを確認しながら参拝してみました。
「最御崎寺」は、地元の人には「東寺(ひがしでら)」とも呼ばれているそうです。
同じ室戸にある26番札所「金剛頂寺(こんごうちょうじ)」が「西寺(にしでら)」と呼ばれ、室戸岬に東西に対峙していることが由来だそうです。
仁王門
駐車場なだらかな坂をのぼっていくと 室戸岬灯台に行く道と参拝順路にわかれます。
仁王門は金剛力士が表にも裏にもいらっしゃいました。
鐘楼門
NHK「ゆく年くる年」の除夜の鐘に過去5回登場したそうです。
現在は本堂の奥に新しい鐘楼堂ができたため、こちらは使用されていません。
本堂 大師堂
大師堂の方が手前にありますが 最初は本堂を参拝しましょう
本堂には賓頭盧(びんずる)尊者がいます。
びんずるさんと言われるなで仏で、体の悪いところと同じところを撫でると病気が治ると信仰されています
鐘石
この斑レイ岩の鐘石を小石で叩くと鐘のような音が鳴り響き、その音は冥土に届くといわれています。
クワズイモ
修行中の弘法大師が空腹に耐えかねてイモをひとつ所望したところ、老婆は『このイモは食べられない』と嘘を言いました。すると、その日から本当に煮ても焼いても食べられなくなり、「クワズイモ」と呼ばれるようになりました。
御朱印
2回目以降の御朱印は判子だけになるので 何回も参拝している方は御朱印帳が真っ赤になります。
最御崎寺は海岸線から山に登ったところにあるので ここから海と室戸市街地を見下ろす景色は絶景でした。
御厨人窟(みくろど)
前回も立ち寄った御厨人窟(みくろど)は青年時代の弘法大師が悟りを開いたといわれる洞窟で、内には五所神社とばれる社があります。
ここから見える空と海に感銘を受けたことから「空海」と名前をつけたそうです。
前回は室戸岬も観光しました。壮大な岩と荒々しいけど綺麗な海に感動します。
是非行ってみて下さい。お勧めです。