四国八十八ヶ所霊場 愛媛編
43番札所 明石寺
明石寺は「明石(あげいし)さん」とも呼ばれ、親しまれています。
「あげいし」という名はその昔若くて美しい、女神が願をかけ、深夜に大石を山に運ぶう
ち、夜明けに驚き消え去ったという話を詠った御詠歌の「軽くあげ石」からついたと伝えられています。
仁王門
駐車場から階段を登っていくと 仁王門があります。
見上げると両側に大きな草履があります。
本堂
御本尊 千手観世音菩薩
屋根は唐破風作りといわれる 中央部を弓のような曲線で頭部に丸味をつけて、左右が緩やかに反りあがる構造です。日本の城郭や寺院で見ることができます。
また 天井画も見事です
大師堂
仏足石
大師堂の横にあります
仏足石はお釈迦様の足型を石に刻んだものです。 足型にあやかり、足腰が健全で過ごせるというご利益があります。
夫婦杉
樹齢300年といわれる立派な夫婦杉 ひとつの根本から2本の杉が伸びた巨木のことをいいます。
地蔵堂
山門をくぐって右側にあります。
柱の龍の彫刻は 迫力があります。 目が怖い!
しあわせ地蔵
西国三十三ヵ所の観音石像が並んでいる道を上がっていくと「しあわせ観音像」が建っています。
慈悲深いお顔の観音像です。
「しあわせ観音像」と並んで建っているのは、源頼朝の命によって建てられた供養塔です。
御朱印
山門の左側に「へんろ道」とあります。 ここを歩いていくのか~。大変そうだわ~。
山門の右側に立派な桜の木があります。丁度見ごろで満開でした。ラッキー🤩
また建物のほとんどが 国の指定有形文化財となっており 歴史の重みを感じさせてくれます。