四国八十八ヶ所霊場 愛媛編
47番札所 八坂寺
山門
数段の石段を上がり、山門をくぐります。山門には菊のご紋章があり、天皇の勅願寺であることがわかります。
天井に美しい天井画『極楽浄土』があります。
鐘楼
鐘楼にも薄いですが 天井画があります。
宝篋印塔(ほうきょういんとう)
境内に入って手水舎の前に石作りの層塔があります。
救いの手
本堂に続く石段の下から10段目の左側に「救いの手」があります。
パッと見てこれ?ってなりますが よく見たら 手の跡が見えてきます。
お遍路さんが石段から転げ落ちた時についたという「手跡」です。その時怪我をしなかったことから九難を去る救いの手とされ 足や目の病に霊験があるそうです。
本堂
御本尊 阿弥陀如来
本堂左右入口から降りた地下室には、万体阿弥陀仏が安置されています。県ごとに並べられた砥部焼の仏像は、信者が奉納しており約8,000祀られています。
こういう時はどうしても自分の住む県を探してしまいますよね(笑)
権現堂
大師堂
お大師さまと結ばれている御手綱(みてずな)は、五鈷杵(ごこしょ)を触れる事でお大師様と更に深いご縁で結ばれるそうです。
閻魔堂
美しい浄土を描いた「極楽の途」と修羅道などを描いた「地獄の途」があり、地獄から入って極楽から出ると極楽浄土へ行けると言われています。
今までの過ちを閻魔大王の前で悔い改める決意をし、不殺生・不偸盗・不妄語などの「十善戒」の教えを守ることを誓うという「極楽往生通行手形」を授けてもらえます。棺の中に一緒に納めると、極楽へ行くことができると言われています。
いやさか不動尊
ますます栄えるという意味を持つ「いやさか不動尊」が駐車場の一角に祀られています。
毎年4月29日には「柴燈大護摩供火渡り修行」というものが行われ、修験道の復興を実施しています。
御朱印
閻魔堂では 自分の行いを振り返り反省してみたり 「いやさか不動尊」の修行の事などを聞くと、改めて仏道の厳しさを感じました。
まだまだ修行はこれからですね。