四国八十八ヶ所霊場 愛媛編
50番札所 繫多寺(はんたじ)
一遍上人の修行の道場としても知られる古刹(こさつ)(古い寺)
晩年の一遍上人が繫多寺に約3ヶ月滞在したという記録が残っているそうです。
一遍上人とは
時宗(じしゅう)の開祖です。
1239年に河野通広の第2子として伊予国・宝厳寺で生まれたといわれています。
人々と念仏とを結び付けるために、念仏札を配り歩きました。このことを賦算(ふさん)といいます。これは、算(念仏札)を賦(配)るという意味です。
山門
こういう山門を高麗門(こうらいもん)というそうです。
あとで調べてわかったのですが 高麗門とは本柱2本と控え柱2本とからなる門だそうです。
本堂
御本尊 薬師如来
大師堂
鐘楼
信者の寄進による梵鐘で、二十四孝(にじゅうしこう)の天井画が描かれていました。
二十四孝(にじゅうしこう)とは
二十四孝とは中国の元の時代に郭居業(かくきょぎょう)がまとめたと言われる24人の孝子(親孝行)の列伝。
歓喜天堂
石の鳥居の先に石柱があり歓喜天堂があります。
徳川第4代将軍・家綱の念持仏3体のうちの1つである歓喜天を祀られています。
厄除け、商売繁盛、夫婦円満にご利益があります。
地蔵堂
毘沙門天
御朱印
利休梅
桜もきれいでしたが 白い花が綺麗に咲いている木がありました。
すると地元のカメラを持って花を撮っている方が教えてくださいました。
利休梅というそうです。
丁度見ごろのいい時期だったようです。
ここでもまた一つ勉強させていただきました。
住宅街を通り小高い場所にある静かなお寺でした。