四国八十八ヶ所霊場 愛媛編
56番札所 泰山寺(たいざんじ)
54番札所延命寺から歩いていったので へんろ道からはちょっと外れましたが 何とか辿り着きました。
横道から入ると石碑と鐘楼が見えてきました。
あれ?門は?
と思って道路の方まで戻ってみると 何と駐車場に門が!
その近くにはお地蔵さまを祀っているお堂がありました。
そこからお寺に向かって歩いて民家の間の細い道をいくとお城の様な石垣があります。
その先の階段を登ると 石柱があり境内になっています。
仁王像
仁王門は無く 本堂の右側の客殿との間の廊下に、仁王像が安置されています。
ガラス越しなのでうまく撮れませんでした。
鐘楼
この鐘楼は今治城にあった太鼓楼の古材で再建したものだそうです。
本堂
御本尊 地蔵菩薩(伝弘法大師作)
賓頭盧尊者
本堂脇には撫で仏のびんずるさん
大師堂
不忘(わすれず)の松
空海が自ら植えたといわれる「不忘(わすれず)の松」があり、現在は枯れてしまい切り株だけが残っており、これに腰掛けると腰痛回復のご利益があるとのこと
という話を聞いていたのですが切り株が見当たりません。
まさかこれか? トイレの近くにあった小さなお堂の中に…
納経所で聞いてみたところやはりこれが切り株で 「参拝客が木の間に小銭を入れてどんどん亀裂が入ってしまった」ということで やむなくお堂にいれて保存することとなったようです。
理源大師石像、宝冠不動明王像
延命寺にいらっしゃった宝冠不動明王さんの宝冠とはちょっと違いますね。
弘法大師石像
観音様
境内には観音様が並んでいます。
地蔵車
回すと願いが叶うといわれています
弁財天祠
小さい池の中に祠
御朱印
住宅の中にある小さなお寺ですが 城壁に囲まれていて 階段を登ると見晴らしの良い境内があるとても落ち着く素敵なお寺でした。