68番札所 神恵院(じんねいん) 69番札所 観音寺(かん のんじ)
68番札所の神恵院、69番札所の観音寺は同じところにあります。
もともとそこは琴弾八幡宮(ことびきはちまんぐう)っていう神社だったのですが、明治の神仏分離によって、琴弾八幡宮と観音寺が分離されます。
琴弾八幡宮にあった本尊阿弥陀如来像は観音寺西金堂に移されました。
琴弾八幡宮の別当であった神恵院が第68番札所とされ、観音寺が69番札所とされます。
仁王門
左側の柱の扁額(へんがく)には『七宝山 観音寺 神恵院』
右側の柱の扁額(へんがく)には『四国 第六十八・六十九番 霊場』と書かれています.
鐘楼
今回も鳴らせないようです。
薬師堂 五知如来
階段を上がったところに薬師堂があります。
かつてここが68番札所神恵院の本堂でした。
階段の下には五知如来
密教で5つの知恵(法界体性智、大円鏡智、平等性智、妙観察智、成所作智)を5体の如来にあてはめたもの。金剛界五仏のことである。
①大日如来(中心)
②阿閦如来(東)
③宝生如来(南)
④阿弥陀如来(西)
⑤不空成就如来(北)
一体見切れてますが・・・すみません💦
愛染堂
観音寺大師堂のとなりにあります
預修殿(よしゅうでん)
神恵院と観音寺 両方の納経所となっています。
納経所の中に閻魔大王さん⁉️
68番札所の神恵院(じんねいん)
本堂
白いコンクリートの外壁で階段を上がっていきます。
建物の中なのか?と思いきや外でした。😮
交通厄除地蔵
本堂に入って振り返ると交通厄除地蔵さん
大師堂
御朱印
69番札所の観音寺(かんのんじ)
本堂
御本尊 聖観世音菩薩
仁王門をくぐって階段をあがった右側にあります。
この本堂には南北朝鮮時代の最古の落書きが見つかり、貴重な資料となっているそうです。
大師堂
御朱印
銭形砂絵
ここまで来たのでやはりこの銭形砂絵をみようと近くにいったのですが 近すぎてなにがなんだかわかりませんでした。(笑)
ただ大きいに違いない!でも全体が見えない
が近くで 山口の井戸 をみつけました。
山口の井戸は弘法大師ゆかりの井戸だそうです。
そしてまた気を取り直し展望台まで登ってみました。
ちょっと急でしたが 上がって観る価値があると思います。寛永通宝しっかり見えます。
この砂絵を見れば健康で長生きし、お金に不自由しないと伝えられています。ラッキー🤩
霊場が同じ場所にあるなんて珍しいので あちこちウロウロしてしまいました。
見そびれたところもあったようなのでもう一巡することがあったら順序よくまわれるのになぁ~‼