四国八十八か所を知って ゆるくまわろう 準備編

四国八十八か所霊場巡り

四国八十八か所霊場巡り

 

今回 四国八十八か所の霊場巡りをするために 私も楽しくお遍路したいと 自分なりに調べてみました。

お遍路さんって聞いたことはありますか?

四国と言えばお遍路さん と思う方も多いでしょうが お遍路とは いったい何なのでしょうか?

お遍路とは

祈願の目的で、四国の弘法大師(こうぼうだいし)空海(くうかい)の霊場(れいじょう)八十八箇所(はちじゅうはちかしょ)を巡り歩くことをいいます。

一番札所(ふだしょ) 霊(りょう)山寺(ぜんじ)から順番にまわって、最後の大窪寺(おおくぼじ)が八十八札所になっています。

弘法大師とは

平安時代初期のお坊さんです。

密教を学ぶために唐(中国)へ渡り、帰国後に真言宗(しんごんしゅう)という宗派を開きました。

42歳の時、人々に災難が及ばないように四国の色々なところに霊場を作ったのが四国霊場。

大師が仏となった後に弟子がその軌跡(きせき)を巡ったのが霊場巡りの始まりと言われています。

そして、お大師さまのゆかりの地として、誰しもが一度は訪れたい霊場として発展していきました。

お遍路から学ぶ

お遍路を巡るにあたっての心構えとして「十善戒(じゅうぜんかい)」というものがあります。

十善戒(じゅうぜんかい)

一、不殺生(ふせっしょう)

生きているもの、すべての命(いのち)を大切にする。

二、不偸盗(ふちゅうとう)

物を盗(ぬす)まず、他人のものを大事に扱う。

三、不邪淫(ふじゃいん)

性は尊(とうと)いものであり、節度をもって性を考える。

四、不妄語(ふもうご)

うそ、偽(いつわ)りはいわず、真実を話すことを心がける。

五、不綺語(ふきご)

虚飾(きょしょく)のことばは話さず、飾らない本当のことばで話す。

六、不悪口(ふあっく)

悪口は言わず、相手を思いやることばで話をする。

七、不両舌(ふりょうぜつ)

どの人に対しても、二枚舌(にまいじた)を使わず、温かな気持ちで話す。

八、不慳貪(ふけんどん)

強欲をはり、貪(むさぼ)ることなく、感謝の気持ちで過ごす。

九、不瞋恚(ふしんに)

怒(いか)りをおさえ、心を落ち着けて、優しい気分で過ごす。

十、不邪見(ふじゃけん)

邪(よこしま)な間違った考えを捨て、どの人にも平穏(へいおん)な気分で接する。

これらの十の項目の「不」の後に続く二文字のことをしないことを心がけるのが「十善」といいます。

お遍路の衣装・道具

四国ではこのようなかっこうのお遍路さんをよくお見掛けしますね。

遍路装束の解説

白衣(びゃくえ) ・・・ 昔は行き倒れる人もいた過酷(かこく)な遍路修行を歩む覚悟としての「死装束(ししょうぞく)」といわれています。また「白」を身にまとうことで、参拝者自身の身の清める意味もあります。
金剛杖(こんごうづえ) ・・・ 弘法大師空海の分身といわれ、お大師さまと共に歩む遍路旅の象徴(しょうちょう)です。山道など足元が悪いところで体を支えたり、獣(けもの)や蛇(へび)に遭(そう)遇(ぐう)した際の撃退(げきたい)にも使われた歴史もあり、身を守る実用的な道具でもあります。
菅笠(すげがさ) ・・・ 強い日差しや雨から巡礼者の頭部を守ります。参拝時には一般的には脱帽(だつぼう)を求められますが、菅笠はかぶったまま参拝しても失礼にあたらないとされています。
輪袈裟(わげさ) ・・・ 僧侶の正装である「袈裟(けさ)」が簡略化されたもので、首にかけることで巡礼の正装となります。釈迦(しゃか)如来(にょらい)を表す仏具なので、不浄(ふじょう)の場所(トイレ)や殺生(せっしょう)の場所(食事)では外すようにします。

宗教的な巡礼(じゅんれい)の意識が高まり、周囲からも「お遍路さん」と認識されやすいのが、こちらの遍路(へんろ)装束(しょうぞく)です。巡礼中であることが一目でわかるので、お遍路さんをもてなす(お接待(せったい))地域の人との交流をしやすかったり、何か困ったことがあったときにサポートを受けやすかったりする要素もあります。
修行中の身であることを意味する格好なので、持ち物それぞれの意味をふまえて、身につけることをおすすめします。

道中には「お接待」という習慣があり、地元の人が一晩の宿や食事を提供してくれる場合があります。

その他の持ち物

四国八十八ヶ所霊場の札所では、本尊(ほんぞん)がまつられている「本堂(ほんどう)」と弘法大師がまつられている「大師堂(だいしどう)」の2ヶ所にお参りします。それぞれに、ろうそくと線香を供え、納札を納め、お賽銭をして、読経(どきょう)を行います。

  • ライター
  • ろうそく
  • お線香(せんこう)
  • お賽銭(さいせん)
  • 納(おさ)め札     住所 氏名 日付 を記入し裏に願い事を書いて 参拝した証(あかし)にお寺に納める。
  • 経(きょう)本(ほん)      遍路をするということは、各札所のご本尊(ほんぞん)さまとお大師さまにお経(きょう)を奉納(ほうのう)することです。
  • 納経帳(のうきょうちょう)    札所を参拝した証として、納経帳に墨書(ぼくしょ)・朱印(しゅいん)をいただき、各札所の巡礼の記録を残していくことも宗教的に重要視され、旅の記念としての楽しみでもあります

今回私は 納経帳 納札 ろうそく 線香 持っていた数珠

そして納経帳入れポシェットを作ってみました。

後はまわりながら 少しづつそろえて行こうと思います。

 

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