四国八十八か所を知って ゆるくまわろう(車お遍路)徳島編 6

四国八十八か所霊場巡り

四国八十八ヶ所霊場 徳島編

徳島は『発心(ほっしん)の道場(どうじょう)』

皆さんここから巡拝用品を揃えて出発するのでしょう。 (巡礼についての詳しい内容は「四国八十八か所を知って ゆるくまわろう 準備編」をお読みください)

私も本当ならここ1番札所に最初に来たかったねですが…

1番札所 霊山寺(りょうざんじ)

「一番さん」と呼ばれる発心の寺で巡礼の無事を祈願してお遍路が始まります。

ひとまず結願を果たした遍路はお礼参りに戻ってきます。

風格のある仁王門に勇ましい金剛力士像

仁王門の提灯をはずしているところでした たぶん台風が来るという前日だったのでその対策と思われます。

仁王門をくっぐて境内に入ると大きな池にびっくりするほどおおきな鯉がいました。

なんとなく人の多さに圧倒され 最初に鐘楼を見つけられず 鳴らせませんでした(>_<)

縁結び観音

仁王門を入ってすぐに恋愛の縁だけでなく 仕事や健康など様々な縁結びにご利益があるとされています。

水で清めながら願いごとをする観音さまで、足元にはひしゃくと水鉢があるので手水舎(ちょうずしゃ)と間違えてしまいそうですが 手水舎はとなりにあります。

本堂

本堂の天井には龍の天井画とたくさんの吊り下げられた灯籠が有名です。

とても幻想的で しばらく見入ってしまいました。

多宝塔

600年近い歴史を持つ多宝塔内部は見ることはできませんが 五智如来(ごちにょらい)が安置されています。

多宝塔の右手には十三仏が並んでいます。

「十三仏」とは死者の追善供養のための、初七日から三十三回忌までの13回の仏事を守る本尊のこと。仏さまの中でもとくに慈悲深い性質をもつ如来さまや観音さまが死者に救いをさしのべてくれるという、十三仏信仰があります。

門前一番街

霊山寺の門前にあるお店にはお遍路アイテム以外にも、お土産品や名物も販売しています。

そこで門前名物「あわくった」を食べました。作り立ての暖かい焼きまんじゅうはとてもおいしかったです。

是非食べてみて下さい。

徳島はここから私たちの車お遍路が始まります。

2番札所 極楽寺(ごくらくじ)

安産祈願で有名なお寺です。妊婦さんもお参りに来ているのをよく見かけます。

仁王門

朱塗りの立派な門の新しさに比べ 風格ある金剛力士像は江戸時代に作られました

子育て地蔵と子授招福大師(こじゅしょうふくたいし)

赤ちゃんを抱いた子育て地蔵 安産祈願で有名な極楽寺には子供に関する像が多くみられます

他には「招福子授大師」像があります。子授けと福を招くお大師さまです。

長命杉

弘法大師お手植えと伝わる樹齢1200年以上の「長命杉」

この木に触れると家内安全 病気平癒(びょうきへいゆ) 長生きのご利益があるといいます

木には直接触れることはできず 「紅白のひもに触れて霊気を感じてください」という看板がありました。

おそらく直接木に触れると木が弱ってしまうのでしょう。しかも丈夫な鉄の柱で支えられていました。

一願水掛不動尊

水で清めながら願いごとをすると、どんな願いもひとつだけ叶えてくれるといわれています

仏足石

本堂に続く階段の手前には お釈迦様の存在を足跡で象徴したおおきな仏足石があります。

四国霊場には他にもありますが、極楽寺の仏足石はかなり大きいほうではないでしょうか。

本堂 大師堂

階段を上るとすぐに本堂がありその右手に大師堂がありました。

その間に「おもかる地蔵」があったのですが気が付かずスルーしてしまいました。

極楽寺のおもかる地蔵は重く感じると願いが叶うのは遠く、軽く感じると近いうちに叶うといわれています。

極楽寺は見どころたくさんでした。

 

 

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