四国八十八か所を知って ゆるくまわろう(車お遍路)本山寺

四国八十八か所霊場巡り

70番札所  本山寺(もとやまじ)

平常天皇の勅願によって、807年に弘法大師が本尊に馬頭観音菩薩像と脇侍の阿弥陀如来薬師如来像を刻んで安置したのが始まりといいます。

仁王門

 

鎌倉時代に建てられており、重要文化財となっています。

看板だけやけに新しい!

和様・禅宗様・天竺様などを組み合わせた折衷様式でつくられた貴重な建物です。

鐘楼

手水舎

カッパがいる・・・

本堂

御本尊 馬頭観音菩薩

国宝に指定されています。

本尊の「馬頭観音菩薩」は四国霊場においては唯一の仏像であり、頭上に馬の頭があることで有名です。

馬が盛んに草を食べるように、人間が持っている「欲心」・「悪心」・「怒り」「悩み」をなくしてくれると言われており、このことにちなんで、本尊が祀られている本堂の側には、2頭の馬像が立っています。

本堂の前には2頭の馬の像があります。

賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)

本堂の端に撫で仏の「びんずるさん」

大師堂

みちびき弘法大師

五重塔と赤堂(大日堂)

本山寺のシンボルである五重塔

四国霊場の中で五重塔があるのは、31番札所「竹林寺」75番札所「善通寺」86番札所「志度寺」と「本山寺」の4ヶ所です。

五重塔の5段は、下から地(基礎)、水(塔(とう)身(しん))、火(笠)、風(請(うけ)花(ばな))、空(宝珠(ほうじゅ))を意味し、それぞれが5つの世界(五大思想)を示し、仏教的な宇宙観を表しているそうです。

 

十王堂

四国三十六不動霊場29番札所として本尊不動明王が祀られています。

お迎え童子として宝蔵護童子の石像があります。

四国三十六不動霊場お砂触れ道場 不動明王像

 

一畑薬師堂(いちばたやくしどう)

出雲国島根県の一畑寺より勧請された薬師如来石仏で、目の病に効果があるとされています。

大門

もともと大門は岡山県の宝光寺に建っていたものが、大正初期に移築されたようです。

 

他にも満州開拓慰霊堂(阿弥陀堂) 雨乞いを祈願する善女龍王像を祀っている鎮守堂などがあります。

 

御朱印

本山寺は、住宅や田んぼが広がる田園地帯の中にあり、駐車場も目の前です。

どのお寺も綺麗に整備されていてとても気持ちがいいです。

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