四国八十八か所を知って ゆるくまわろう(車お遍路)善通寺

四国八十八か所霊場巡り

75番札所 善通寺(ぜんつうじ)

 

総本山善通寺は、弘法大師空海が御誕生された地です。

また京都の東寺、和歌山の高野山とならぶ弘法大師ゆかりの3大霊跡ひとつとして、古くから篤い信仰をあつめています。

広いお寺さんで西院、東院に分かれています。

済世橋(さいせいばし)

橋を渡ると西院の門

山門

西院を通り過ぎ金堂と呼ばれる本堂がある東院からまわりました。

東院

中門

 

 

ここから東院 五重塔が見えてきました。

金堂 (本堂)

御本尊  薬師如来坐像

鐘楼

もと鐘楼門だったようです。

五重塔

大楠

「善通寺境内の大グス」として香川県の天然記念物に指定されています。

五社明神

大グスの前に並んで立つ建物が五社明神社です。

二つの社殿には五柱の神が鎮座します。

佐伯祖廟(さえきそびょう)

大師さまの父君・佐伯善通卿「佐伯明神」と母君・玉寄御前「玉寄明神」おまつりしています。

釈迦堂

釈迦如来と十大弟子が安置されています。

南大門

南大門は、東院の南にある善通寺の正門です。

赤門

善通寺の東門で朱色の塗装から「赤門」と呼ばれています。

足利尊氏利生塔(あしかがたかうじりしょうとう)

天神社

龍王社(りゅうおうしゃ)

池の中の島に建つ小さな祠。 雨乞いの対象である竜王のうちの一尊である善如龍王(ぜんにょりゅうおう)がまつられています。

五百羅漢(ごひゅあくらかん)

東院の境内を一周するように並んでいます。

観智院

東院と西院の間にある善通寺の塔頭(たっちゅう)です。

塔頭とは

禅宗で、大寺の高僧の死後、弟子がその徳を慕って墓の塔の頭(ほとり)に構えた寮舎。 または大寺院の敷地内にある小寺院や別坊のこと

現在では役職を終えた老僧が隠居したり、本山寺院の末寺として寺務を行ったりする場所になっています。

西院

仁王門(国登録文化財)

仁王門の裏には大草鞋が奉納されていました。

御影堂(大師堂)

この御影堂には戒壇巡りがあります。

戒壇巡りとは

お戒壇巡りとは、仏様の胎内巡りともいい、暗闇の中を手すりをたどって進み、御本尊様の真下に位置する開運の錠前(仏具の独鈷の形)に触れていただくことで御本尊様とより深い御縁を結んでいただくものであり、またお戒壇を巡ることで、生まれ変わるという意味合いがあります。

拝観料は大人(高校生以上) 500円 小人(小 中学生) 300円

もちろんお戒壇巡りはドキドキしながら行きました。ちょっと修行した感じ。

御影池(みかげのいけ)

中央には、弥勒菩薩坐像、修行中のお大師さまとご両親の像がとり囲んでいます。

御影の松

かつては、御影の池の上に茂っていたものだそうです。

産湯井

大師さまが御誕生された折に用いられた産湯の井戸です。

宝物館

宝物館入り口へ

善通寺が所蔵する文化財を保存・公開されていました。

護摩堂

不動明王をおまつりするお堂です。

ほやけ地蔵堂

ある人が子供の頬やけ(あざ・やけどの痕)の治癒をお願いして治ったことからあざや病気の平癒に功徳のある「ほやけ地蔵」として信仰されました。

光明殿

交通安全祈祷殿

駐車場には交通安全を祈願をするところがあります。

御朱印

広いお寺で見どころもたくさんありました。お遍路さんだけでなく参拝者はたくさんきています。

観光地にもなっているようです。

やはり一番のお勧めはお戒壇巡りですね。時間に余裕をもって来てみるとよいと思います。。

 

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